題名・玩具修理者
作者・小林泰三
出版・角川ホラー文庫 (初版1999/4/10 \480)


表題作の他に、酔歩する男、が収められている。
両作ともありえそうに思えるだけに、始末が悪い。
ドグラ・マグラのように読んでいるだけで気持ち悪くなるものではなく、書いてあることに理があると思えてしまうところが厄介であり、ホラーとしての精神的な恐さを引き起こしている。
面白さ・★★★★★★★★★☆
お勧め度・★★★★★★★★☆☆




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